概要

JBento2は、負荷テストを容易にするためのベンチマークスイートです。 以下のコンポーネントから成り立ちます。

  • analyzer

    試験のログを解析し、スループットやレスポンスタイムを集計します。 また、Linuxのsar形式のログファイルを解析し、CSVファイルに変換します。

  • chart

    JFreeChartを利用してCSVファイルから、折れ線グラフ、積み上げグラフを生成します。 CSVファイルと出力したいグラフに合った設定ファイルを書くことで、一括処理が可能です。

  • report

    多数のグラフを見やすく並べたHTMLファイルを出力します。

  • scripts

    各種サーバの起動、停止、負荷テストの実行、各種ログの収集を自動化したスクリプトです。 テスト環境により修正する必要があります。

    JBento2は負荷試験で繰り返し行われるパラメータの変更、試験の実行、 ログの収集・分析、グラフ化等を自動化します。負荷試験を効率的に実施し、 作業者の負荷を減らすことを目的としています。

    負荷ツールには、JMeterとJBentoGohanを利用することができます。JMeterを利用すると、 負荷クライアントネックになってしまう問題があり軽い負荷ツールJBentoGohanが開発されました。

    JBentoGohanのダウンロードはこちらから https://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=164879

前提

JBento2には、以下のソフトウェアが必要です。

種類 バージョン 入手元
Java 1.4以上 http://java.sun.com/j2se/
Maven 2.0.0以上 http://maven.apache.org/
必要ソフトウェア